バディ、G-men、NLGR・・・それは、標準ライン。

NLGRの時のヒルトンホテル。

NLGRは「標準」のあたりだから、

それより上の事柄がある、ってことを

わかりやすく示す意味もある。

あのぅ......今、わたしたちが

「そこ」なんだけど？

は！

せきねってほんとに...

NLGRは隠れた目的として

当事者に対してかなりはっきりと

うん。

「標準」っていうものを示してもいる。

それより下なら支援が必要、

うん。

それより上なら行くべきところを

考えるべき。

なぜならNLGRは「標準」以上を

あまり自分では行わないから。

あぁ？

いや、そうなの。

ある種の役割分担だからでもある。

名古屋のゲイコミュニティーは全体としては

それと似た配置になってるから。

言い換えると、

うん。うん。

NLGRは「標準」あたりのことしか

やってはいないってこと。

下って？

友達が誰もいない人とかは

「標準」より下と見るかも。

あぁ？

ゲイの友達とか知り合いとか。

頼れる人もいないってことで。

いや、あんたのことじゃないから。

いや、あの、ほんとにゲイの友達や知り合いが

ほんとに誰もいない人って、

そうじゃないんだけど。

わかんない？

まだゲイデビューもしてない

実家を出て大学に一人で来てる

入学したばっかりの学生とかだと、

わりと頻繁に見られることだから。

あぁ！

そういうこと。そういう学生こそが

本当の意味でそうだから。

実家を離れてよその土地にいるから

ツテもコネも頼れる人もいないし。

「また大会で優勝してきたのかしら。　　「ルンルン♪」　　　　　　「ママ、女優。」

　この子たち。

　あ、口止めされてるんだった。」

ママは女優だ！

中京大学の体育学部っていう時点で、

あそこってオリンピック選手とか全国優勝とかが

わんさかいて、全国屈指の体育学部だから

それだけでも体育会系として

上の部類になっちゃうかも。

そしたら行くところは限られちゃうわね。