よく観ると「ハンニバル」って映画もこういう風情があちこちにあったね。

あいつってこういう感性しちゃうら。

じっ～...

また浮気っぽい。この尻軽。

う、うん。

センサーが作動しちゃう...

どこかで似てるからよ。

特に高級路線でこだわると。きっとだからよ。

そして逆に本当の意味では

似てないからよきっと。

う・る・さ・い・ぞ。

まぁ、被害者は司法省のエリートだったけどね。

お水といっしょに水商売の話なんて

きっとプライベートではしないだろうね。

ぜんぜん飽きない。

あぁ、言っちゃった。

・・・他にある？

まぁ、ある。ただしわたしのやりかたを

それなりに受け入れてもらわないとならない。

あいつからしたら、力をそがれたと

思ってしまう気がする。

・・・あぁ、あれか。

でもあいつじゃ好みじゃないら。

男って力をそがれるのをかなり嫌う。

ちゃんと初歩から組み立て直せば

そうでもないと思う。

食わず嫌いみたいなもん。

ちゃんと意味がわかったら

かえって好きになっちゃう気がする。

県立大学・県立図書館・県立美術館...

あいつの社会的な実務能力は

ほぼすべて要らない場所。

自分らしくありさえすればいい場所。

まぁ、あとはいっしょにデートに行ける相手が

見つかればいいだけで。

ロマンチック...

あの顔で。

ホントはそう思うらあいつってやっぱり。

夜空の星を見ていたいの。

てれてるのよきっと。

いや、オマエ、ブスだから。

肩をもつな。

あんなやつ。

気の毒じゃないの。

悪女の深情け。

っていうか、なりゆきで。

だってどうせ手に余りそうなんだもん。