旧版は『リーダーの易経』。

タツノコ辰の子、

あんたの子じゃないでしょうね？

子ども欲しい？

出来ちゃった婚みたいな言い方する...

うまく寿退社に

追い込もうとしてる気がするこいつ...

そろそろ昇りすぎて後悔したら？

ごめん。

おう。

「亢龍、悔い有り」って実は続きがあるの。

・・・ねぇねぇ、易経の全文なんて覚えて

どうするの？それってわたしみたいな

手練れのお水がやるんならわかるんだけど、

君みたいなのが易経を説教の道具にしようと

したって・・・

あ、武部に言ってるんだけど。

・・・わかんない？易占いの型なんて

わたしじゃあっさり破っちゃうに

決まってるのに。

誰とお話してるんだ？誰と？

・・・あんたって・・・おまえの師匠筋のことなんて

あたしの知ったこっちゃないの。

・・・オマエ、関西で生きてけないって。

そう言えばよく言われるのよ。

あんたホントに・・・大真面目に言ってるんだけど・・・

説教がましいと逆に本質的には

間違えてしまうんだけど...

だって武部から見たら

才能×ゲイという生い立ちで

ピトーさんぐらいに見えると思うから。

うん。うん。

あんなの２～３日もあればわかっちゃうし。

・・・やっぱり。

ゲイという生い立ちが

容易く理解させてしまうこと

わかんなかったかもしれない...

わたしの責任にされませんように。

オマエのせい？

大丈夫、大丈夫、まだ誰も気がついてないから。

今のうちにもみ消しておけば。

でもあんたには武部の気持ちは

言うほどわかんない気がするけど。

・・・どうでもいいってべつに。

もしあんたが＜甲＞だったら

ガラにもなくきっと河合隼雄の

「明恵　夢を生きる」とか

熱心に読んでしまう気がする。

うん。わかる気がする。

気のせいよ。

河合隼雄って＜甲＞だったらしいんだって。

ウソツキ倶楽部通信。

頭が悪いからなのに

心の問題だと思ってる気がするようなこと

言うっぽいんだもん。

それに関西だと占いなんて

馴染みがありすぎちゃうらしくて。