言ってて今気がついたんだが、そう言えば

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　生物学的な適齢期はもう過ぎてるはず。本当の人間の生物学的な適齢期は実は予想より早く16歳ごろから20代前半になる。こいつを普通の男であることを最も重視して育てたんなら・・・社会でエロ本やラブホを熱心に利用するのは思春期から結婚前後の20代ぐらい。それを過ぎるとほぼ誰もやらなくなってしまう。ノンケでいつまでもそれをやってるのは風俗で働いてる男たちぐらい。つまりヤクザやチンピラばっかり。でもゲイの私たちにはいくつになっても割とその手の話はついて回る。だからそれをゲイとして選べないと、ゲイとしては間違った不適切な選択をしてることになる。世間でどう思われても。

　だからこいつの後悔って全体的にどことなく馬鹿っぽく、ゲイらしく考えなかったことこそが最大の愚かさだとは馬鹿すぎて理解できないらしい。

　ちなみにだ、結婚してラブホに行かなくなったノンケたちはその後にどうするのか？ヒルトンや高級料亭を夢見るようになる。リゾートクラブとか。しかし、今度はそれなら私たちの方がよっぽど近い。ついでのどうでもいいことって意味で。だからここで奇妙な協力関係が出来てしまったわけでもある。しかし、元がおかしいからやめさせることにした。一時的にしろ。

　おそらく男の一人身のマイノリティーの私たちは、普通だったら諦めたりはしないところで、大きく何度も取捨選択をしないとならないから。結果それが上方修正され続ける選択を、人生で大きなその選択を２～３回ぐらいすれば、普通なら難しいはずのヒルトンぐらいは意外と訳なく辿り着けてしまう。

　夜に強い戊の公務員や警備員と同じこと。30代は昼間の社会で評価されることを諦めてでも、ってこと。この手の話。結果、40代になったら急にお偉いさんの側に勤務するようになった、とかってこと。こういった感じ。40代になったら急に警察署の副所長ぐらいになったとか。夜間の業務を通じて。