自分のことを被差別者でマイノリティーだと知らない思春期にゲイに目覚めたばっかりの高校生と同じ。

　またゴミみたいにバカすぎる。

　自分のことを「普通の男」だと思い過ぎてて、世の中では、社会では、男が男を好きになったりゲイポルノばっかり見たりしてることは、ゲイって呼ばれるような人たちで、しかも被差別者として差別や偏見が社会にあって、人口のうえでも少数のマイノリティーに属する、っていうことをまるで知らない子たちみたいな勘違いをしてるっぽい。

　まぁ、だから「イノセント」って呼ばれるゲイの子たち、こういう子たちのことを言ってたんだけど、次第にこういう子たちは逆に問題があると考えられるようになった。対策が必要とされた。

　・・・・・・。はぁ？

　ホントに今頃そう言ってるっぽい。まず少なくとも、ゲイであることを自覚したら、つまりゲイアイデンティティーを獲得したら、上記のことを自分でもそれなりには自覚しないとならない。そして自分がそうであるってことは、対象的に自己を客観視できることも必要になる。なぜなら自分は世間で「普通の男」と呼ばれるものとはそれなりには違うのだから。

　これを理解するのに、適性や才能の影響もあってしまい、得手不得手も当事者の中ではバラツキが多い。もちろん天才と言われた私は高校生の頃に誰にも頼らず自力で全てを一人で理解したが、

　・・・・・・。

　苦手な人の場合は一生苦手な場合もある。こういったことを理解するのが苦手な当事者の場合は、もちろん誰かの助けが必要になる。つまり私の場合で言えば「どうやら私は世の中で天才って言われるような才能の高さを示してしまうらしい。」って自分で客観的にそう認識しても決しておかしくはない。そもそも才能自体がそういう傾向性を持っているから。だから「自分のことを好きになってくるような男たちっていうのは、自分のこういうところを好きになってくるっぽい。」ってもちろん客観的に冷静にそう考えてる。

　・・・・・・。

　才能自体がそもそもそうなる。だからといって別にどうとも思ってはいないんだが。私にとってそれは「どうやら私には工学系の才能があって、それを応用するような形で数学が得意で点数がとりやすいらしい。」って考えてるのと同じことでしかない。「どうやら私のケツを見てるらしい。」って普通に冷静にそう思ってるんだけど。だからって別にどうも思ってないんだけど。