甲の十二運。

　あたし忙しいから。
　いつもは北を上に書くが、・・・やっぱりいつも通りにそうする。

　　　　沐長冠

　　　　浴生帯

　　　　亥子丑

　養戌　　　　　寅建禄

　胎酉　　甲　　卯帝旺

　絶申　　　　　辰衰

　　　　未午巳

　　　　墓死病

どうしてそう思ってるのは自分だけなのかというと、違いを鮮明にするために強調した言い方をすれば、世のため人のためにハッテンを斡旋するとしたら、

　あっ.......いいや、お前が間違ってる気がする。

　何を置いても私を最優先にすべき。他の全てを顧みなくとも。何気に一度も本当の意味ではそう思ったことはないはず。いや、そうじゃなくて、自分を最優先って言ってなくて、ふしだらアナルこそ最優先って言ってるんだけど。

　・・・・・・。

　世の中に現実にそれこそが最善最適な場合が本当に存在してしまうことがある。

　ない。それはない。

　いや、ある。あってしまう。ゼロ年代はそういう現象でもあった。しかし所々邪魔ばっかりしやがった。自分を最優先なんて性格的にそう思えるわけないでしょ甲が。ガラにもないことはどうせ無理。だから始まりの甲のさらに前の、零＝癸だけがそうできた。

　目の前で今やってるこの占いだってそうで、いつもなら占いの話なんて聞いたりはしない気がする。まぁそれもきっと大殺界、空亡現象だろう。言い換えるとこの占いがなぜゲイの私たちに必要なのか、まだそんなにわかってはいないことになる。自分がそう思わなくても・・・他の人たちはうすうすそう思い始めているだろう。私が他のプロの占い師たちのように、テレビに出演したりとかは、きっとまずしないだろう。占いと占い師っていうものさえまだあんまりわかってはいない。でも山口組には話を通しておかないと。関西に行くと「うちのシマでなにしてんじゃコラァ！」って言われるから。考えなしの下っ端に。そこはAV業界から話せば容易いんだが。