関東ゲイの変なところで異様な迷信がましさについて。

　蔵干のところで......変に気にするらしい。
　私の見解だと基本的には「四柱推命学の完全独習」の月律分野蔵干表のとおりで正しいはず。が、ジャンボのように、ネットのサイトで出した蔵干しかも日柱の蔵干が壬か癸かっていう本人にとってだけ大問題な場合、

　・・・・・・。

　可能性として考えられるのが、その年の天体の計算から蔵干の日数が多少増減する、っていう可能性。例えば、丑の月だった場合、蔵干は癸・辛・己ってなってるが、初期・中期・正期の日数の算出が、毎年必ずその日数通りになると考える場合と、生まれた年の生まれた月の生まれた日の天体と気温の関係から毎年個別に算出する方式っていう、コンピューターがあって初めてできるような膨大な天文学的な計算に基づいている場合。でないと説明がつかない気がする。

　例えば、たまたま、その年の丑の月は寒い年で、蔵干の癸・辛・己のうち、癸の日数がいつもより２～３日ぐらい多かった、とか。で、こう考えた方がいいかどうかって言われると・・・膨大な天体計算と当時の気温の様子を計算で検証しないとならず、さらに時間単位で蔵干が変わるタイミングまで考慮しないとならないはずだから・・・結論として逆に計算上ナンセンスに陥る可能性がある。

　このまえ買った「四柱推命大全」といい「四柱推命大鑑」（しかもなぜか国書刊行会）といい、どうも台湾系の場合、蔵干に関しては特に日本的な導出とは異なるっぽい。しかしすでに中国の北京あたりに出かけて一年の蔵干の移り変わりを同様に検証した結果、やはりこうなる気がする。おそらく台湾系と朝鮮系は「八字」重視の占い方をすることもあって、蔵干については逆に素朴な見解しか持ってはいない可能性がある。たしかに「八字」重視は四柱推命の基本だから私も同感なんだが、よく聞いてみると、それなりに違うことを言ってる気がしないでもない。逆に私がさほど重視しない「神殺」は彼らは割とよく見るらしい。むしろそこは・・・って気がする。