2024年6月18日火曜日

ホラ吹き鄒衍は世を忍ぶ仮の姿。

 いや、だから、違うんだけど・・・やっぱりそう思ってることが理由な気がしてきた。
 目の前にあるこのクラスは、西暦2000年に二十歳を迎える、そしてその年がパレードだった。その前の高校生の頃は、移行期間が終わって完全に新課程だけの高校カリキュラムになった年。新課程では男子も家庭科が必修として導入されたらしい。1977年度生まれの私たちが旧課程最後だった。まぁその後に2年浪人してる間に移行期間を丸ごと過ごして、さらに国立文系志望なのに情報科学部認知科学課に行ったから、この辺をそう過ごしたのも私でもある。浪人の時に何をしてたかって、ほとんど英語ばっかり。なぜならやっぱりそれが最大の変更点だったかららしい。浪人中は数学はほとんどやってない。ちょっとはやったぐらい。もう高校生の頃に東大文系数学まで進んじゃった。確率・統計もやったし、理系数学の行列と1次変換、空間図形とベクトルも自習してしまった。割とチョロいって思ってた。私にはわかりやすいことなだけで。まぁ理系数学だったが。おまけに地理までやってた。まぁ代ゼミでだけど。小論文もやってて「現代用語の基礎知識」とかも一人で読んでた。
 で、目の前にあるこのクラスは、すでに説明したことだけど、旧課程の社会科目は当時はまだ、東大が堂々と推奨するスタンダードは日本史と世界史だった。実は理系でさえそうだった。が、受験の現実として理系が東大入試レベルで日本史と世界史の両方なんてさすが無理があって、現実には理系では世界史と地理がセンター試験でよく受験されてた。

 ・・・・・・。

 あっ、同志社なんて大学のうちにも入ってないから。ほんとのトップ層ってほんとはそうだから。だって東大入試って理系でも古文・漢文が必要。現代文で夏目漱石ぐらい普通に出題される。しかも教科書に載らない随筆とか。普通だから。
 旧課程ではこうだったんだけど、日本史の封建社会と世界史の西洋の封建社会を一緒くたにしてしまうクセがついてしまうのが割と気になって、だから新課程では逆に推奨されなくなってきた。どうせ中学までの社会・公民では日本史も世界史もやるわけだし。そして文系では①日本史+倫理②世界史+地理(国際社会的な意味で)っていうのが推奨されるようになった。そしてこのクラスは①になる。
 ①のこのクラスにとって高校倫理で東大入試レベルまで必要になるのは、むしろ日本思想と鎌倉新仏教と口語体文学あたり。あと地味に日本に輸入された中国思想。ホラ吹き鄒衍は範囲外☝️他はセンター試験ぐらいで割と足りる。ラッセル「西洋哲学史」はその後の大学か大学院ぐらいで、リベラルアーツとしてって意味で。本格的なエリート教育にもなってくるが。もう気分は留学。・・・国連との関連でカントがって思うだろうが、それだと現代史の話が多くなるだけで、カントの哲学は結局やっぱり「純粋理性批判」の話になって高校倫理ではあまり大きくはやらないっぽい。そもそも認識論だし。高校倫理は認識論より倫理学や道徳の話の方が多いから。

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おまえたちの生活の面倒をみてるのはわたしだから。

あっ、オマエ、俺のことフルら? いちいち......それ以前ぐらいのところで...... おまえらの生活の面倒をみてるのは わたしだから。 チンポの代わりなら他にいるから。 ウリでもAV男優でも。 そう言ってるのって 本当の意味ではおまえらだからなのに。