


ゼロ年代には実はできなかった。
後に判明したことだが、ゼロ年代の最大の課題は、
実は「ゲイコミュニティーの罪の完全払拭」だった。
これが実は最大の課題だった。
ITを一気に普及させて過去を一掃させたのもそれと無関係ではなかった。
そしてそれは結局、ゼロ年代いっぱいかかってしまった。
だからゼロ年代の当時では理想的なゲイカップルを誕生させることが
なかなかできなかった。
そのメドが立ったのが2010'sのゼロ年代以後。
地域に溶け込む形で行える場所というと、
人が予想してるよりも当時ではまだそんなに多くはなく、
多摩市は現代的なニュータウンとしてその有力な一つとなった。
都内という立地もゲイライフには利便性が大きかった。
そこで実質的に国内初の試みとして、
できる限り相性のいい二人をゲイカップルとして誕生させることが試みられた。
その結果は、
「結婚というより都会の恋人として相性が良く、
しかも二人とも目移りせず、
ただ二人とも自分の仕事と生活があるからそれ以上は相手に求めず、
...だからまさにそれが都会の恋人としての関係だった...
そうやって10年ぐらい付き合い続けているうちに、
二人とも成熟した。二人とも成熟してみると、
今度はむしろ、
二人とも成熟したがゆえに、
互いの方向性が明確に異なってしまった。」
典型的に別れたほうがいいのがこのケース。
当初想定されていなかった。明らかに想定外。
こうなってくると、すれ違い、無関心、興味の著しい低下などは露骨になる。
メールを送ってもきっと返しても来なくなってる。
そこそこ良かった相性がもはや成熟した今の望みに合わなくなってしまったから。
もうスッパリ別れてしまったほうがいいってこと。
次はきっと見つかるから。
...先に言わないとこう思っちゃうらしい...
ただ、前と違って、前はかなり潔癖に
ゲイカップルの成立を考えてしまってた点は否めず、
次は過去歴がアレな人たちも多いだろう。
でももう成熟してるからきっと大丈夫だろう。
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