2024年6月1日土曜日

やっぱりこの辺から説明しないとそう思っちゃってるっぽい。

 いくつかあるゲイカップルの最高峰。いくつかって言っても実質的には2~3個で、実はわかりやすく単純に、バディ、G-men、“男女”の3パターンになる。そのうちの一つ。それが“男女”。ラブホのスリッパが🚹㊚と🚺㊛用の2種一個ずつしかないこの社会で、ゲイカップルはどちらかがそれを引かないとならないこともあってしまう。それを操るための術。現実に全部㊛を引き続けてたらさすがに本人の実人生に影響するぐらいの厄介事になってしまうから、取る・かわす・捨てるっていう選択を実際にはしている。
 ラブホでスリッパは履くけど、備品の女性化粧品はほとんど使わないはず。
 このやり方の利点っていうのは、実は、他でもない、この社会の秩序に最も合致しやすい点にある。ゲイの私たちにとっていくらか不本意であっても、現実に「使えてしまう」。しかも、よりによって、他でもない、社会的な次元が上がれば上がるほど、秩序に合致してると見なされやすい“男女”っていうパターンは、実は最も社会的な次元が上がりやすく、そして維持しやすい。バディやG-menのゲイカップルの方がよっぽど途中で難航しやすい。そもそも社会的な次元さえ途中から上がらなくなってしまってくるら。
 このゲイカップルが結局真っ先に一番上まで進んだことで、夫婦みたいなゲイカップルが頂上にあってそのすそ野に地元の地域のゲイ業界がある、っていう構図にもなりやすい。なぜなら社会的に次元が上がりやすいってことは、経済的にも成功しやすいからでもある。
 それでこの手段が残されていた。

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