ラブホでスリッパは履くけど、備品の女性化粧品はほとんど使わないはず。
このやり方の利点っていうのは、実は、他でもない、この社会の秩序に最も合致しやすい点にある。ゲイの私たちにとっていくらか不本意であっても、現実に「使えてしまう」。しかも、よりによって、他でもない、社会的な次元が上がれば上がるほど、秩序に合致してると見なされやすい“男女”っていうパターンは、実は最も社会的な次元が上がりやすく、そして維持しやすい。バディやG-menのゲイカップルの方がよっぽど途中で難航しやすい。そもそも社会的な次元さえ途中から上がらなくなってしまってくるら。
このゲイカップルが結局真っ先に一番上まで進んだことで、夫婦みたいなゲイカップルが頂上にあってそのすそ野に地元の地域のゲイ業界がある、っていう構図にもなりやすい。なぜなら社会的に次元が上がりやすいってことは、経済的にも成功しやすいからでもある。
それでこの手段が残されていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿