中島みゆき/悪女
マリコの部屋へ 電話をかけて
男と遊んでる芝居 続けてきたけれど
あのこもわりと 忙しいようで
そうそうつきあわてもいられない
もんちゃんなに言ってるんだろう......
悪女になるなら 月夜はおよしよ
素直になりすぎる
隠しておいた言葉がほろり
こぼれてしまう「行かないで」
悪女になるなら
裸足で夜明けの電車で泣いてから
涙 ぽろぽろ ぽろぽろ
流れて 涸れてから


中島みゆき/わかれうた
途に倒れて だれかの名を
呼び続けたことが ありますか
人ごとに言うほど たそがれは
優しい人好しじゃありません
別れの気分に 味を占めて
あなたは 私の戸を叩いた
私は別れを 忘れたくて
あなたの眼を見ずに 戸を開けた
別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る
それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り
あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ
だれが名付けたか 私には
別れうた唄いの 影がある
好きで別れ唄う 筈もない
他に知らないから 口ずさむ
恋の終わりは いつもいつも
立ち去る者だけが 美しい
残されて 戸惑う者たちは
追いかけて 焦がれて 泣き狂う
別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る
それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り
あなたは愁いを身につけて
うかれ街あたりで 名をあげる
眠れない私は つれづれに
わかれうた 今夜も 口ずさむ
村下孝蔵/初恋五月雨は緑色 悲しくさせたよ一人の午後は恋をして淋しくて 届かぬ想いを暖めていた好きだよと言えずに 初恋はふりこ細工の心放課後の校庭を走る君がいた遠くで僕はいつでも君を探してた浅い夢だから 胸をはなれない夕映えはあんず色 帰り道一人口笛吹いて名前さえ呼べなくて とらわれた心見つめていたよ好きだよと言えずに 初恋はふりこ細工の心風に舞った花びらが 水面を乱すように愛という字書いてみては ふるえてた あの頃浅い夢だから 胸をはなれない放課後の校庭を走る君がいた遠くで僕はいつでも君を探してた浅い夢だから 胸をはなれない
globe/FACE太陽が飲まれてく夜がどきどき 強がり晴れた日は 月灯かり自分の逃げ道を知ってる反省は毎日で悔やまれることが多すぎて青春が消えてゆくでも情熱はいつまでつづくの少しぐらいは きっと役にはたってるでもときどき 自分の生きがいが消えてく泣いてたり 吠えてたり かみついたりしてそんなんばかりが 女じゃない
鏡に映った あなたと2人情けないようで たくましくもある顔と顔寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ玄関のドアを 1人で開けようThere's no place希望の中愛を求めていたFace to Faceあなたを探しに公園まで散歩してFeel the space眩しすぎる月の灯かりの下でNeed your caress恥ずかしくて 照れくさくて繰り返し 何度も同じ道歩いたね時間も言葉も無駄にして通り過ぎていたねJust your hand先に君に気付いて欲しかったTake a Deep Breath深い愛はどこにむかってどーもこーもない事情で 疑う余地もない私たちの平凡でどがった ところもないこんな毎日じゃ はじけようもないじゃない経験が邪魔をするほらあの人の横顔 抱きしめてバス停で おしゃべりしている学生明日の事は考えて もちろんいるけど切実さは 比べようもない程明るいあの人の胸には すぐ飛び込めない鏡に映った あなたと2人情けないようで たくましくもある顔と顔寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ玄関のドアを 1人で開けようIn My Heartびくびくしながら瞳閉じるなんてIn your Soul朝の光が 差し込むまでIn Their Eyes永遠に今のままでI SEE THE SKY太陽にのまれてみたい峠は越えたって終わらない 道は死ぬまで続くよ胸が苦しくて困るよねときめきあの人で 決めたい 決めたいバス停で おしゃべりしている学生明日の事は考えて もちろんいるけど切実さは 比べようもない程明るいあの人の胸には すぐ飛び込めない鏡に映った あなたと2人情けないようで たくましくもある顔と顔寄せ合い なぐさめあったらそれぞれ玄関のドアを 1人で開けよう
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