出てくる、きっと、呼び水みたいに・・・

もう恋なんてしない　／　槇原敬之

君がいないと　何にもできないわけじゃないと

ヤカンを火にかけたけど　紅茶のありかがわからない　＜マーフィーの法則！

ほら朝食も作れたもんね　だけどあまりおいしくない　＜やっぱりマーフィーの法則！！

君が作ったのなら文句も　思いきり言えたのに　＜それは・・・めいわく

一緒にいるときは　窮屈に思えるけど

やっと自由を手に入れた　ぼくはもっと淋しくなった

さよならと言った君の　気持ちはわからないけど　＜もんちゃん謎生命体！

いつもよりながめがいい　左に少し　とまどってるよ

もし君に一つだけ　強がりを言えるのなら

もう恋なんてしないなんて　言わないよ絶対

２本並んだ歯ブラシも　一本捨ててしまおう

君の趣味で買った服も　もったいないけど捨ててしまおう

男らしくいさぎよくと　ごみ箱かかえる僕は

他の誰から見ても一番　センチメンタルだろう

こんなにいっぱいの　君のぬけがら集めて

ムダなものに囲まれて　暮らすのも幸せと知った　＜幸せ？・・・それ？

君あての郵便が　ポストに届いてるうちは

片隅に迷っている　背中を思って　心配だけど

2人で出せなかった答えは　今度出会える　＜まぁまぁそっとしときなさいって　＜うん？

君の知らない誰かと　見つけて見せるから

本当に　本当に　君が大好きだったから

もう恋なんてしないなんて　言わないよ絶対